弱虫ペダルの高ケイデンス走から考える
最近アニメ化もされたロードレース漫画「弱虫ペダル」。
主人公は高ケイデンスでのヒルクライムが特徴だが、実際に高ケイデンス走は効率が良い走りなのか?
今日のトレーニングは(自分なりの)高ケイデンス走だったので、少し考えてみる。
起床時心拍数(寝-立) | 起床時体重 | 起床時体脂肪 | 睡眠 | 疲労 | ストレス | 痛み |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 57.0kg | -% | 2 | 1 | 1 | 1 |
ピークパワー
5秒 | 30秒 | 1分 | 5分 |
---|---|---|---|
500w | 391w | 338w | 189w |
[スポンサードリンク]
高ケイデンスとは?
高ケイデンスといっても人により基準はさまざまだ。
ちなみに、ケイデンスとは1分間あたりにクランクが何回転するか、という指標。
ロードバイクの場合、競技者は平均90回転前後で走ると効率が良いと言われている。
自分の場合、平地無風であっても出しているスピード(パワー)によってケイデンスは変わってくる。
200wならケイデンスは90前後、250wくらいだとケイデンスは85前後だ。
もちろん、1、2分なら250wでもケイデンス100以上で回せるが、5分以上となるとかなりしんどいのでケイデンスは落ち気味。
出すパワーと維持する時間、また人によって高ケイデンスの考え方は変わってくると思うが、自分の場合はケイデンス100以上は高ケイデンスと考えている。
実際に高ケイデンスで走ってみたデータ
今日のトレーニングはMOMOZOさんから教えてもらった「体幹を使い、効率のよい ペダリングを意識する」ために実施。
160w以上で20分以上、ケイデンス100くらいで走ってみた。
番号 | メニュー | 目標パワー | 目標時間 | 平均パワー | 最大パワー | NP | 実績時間 | 平均心拍数 | 平均速度 | 平均ケイデンス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 高ケイデンス練 | - | - | 172w(3.01 w/kg) | 332w | 174w | 37分43秒 | 164 | 29.5km/h | 100 |
最初の10分くらいは結構しんどく、心拍も上がり気味だった。
ケイデンス100程度でも普段は走っていないため、心肺が驚いたのかもしれない。
後半は心拍も落ち着き、だんたん楽に回せるようになった。
高ケイデンスのメリットは、トルクをかけないので筋肉への負担が少ないこと。
今日くらいの強度であれば、メニュー後にスプリント練などもできそうだ。
もちろん一定以上のスピードやパワーで走るのであれば負荷は大きいのでただ楽な訳ではないが、、
弱虫ペダルのような高ケイデンスはありなのか?
結論から言うと、十分にトレーニングを積んでいれば「あり」だと思う。
弱虫ペダルの主人公も、高ケイデンス走で地道に数年走っていた下地がある。
普段ケイデンス85くらいの自分なら、FTPくらいの高負荷をケイデンス100以上で走り続けることはできず、どこか故障するだろう。
きちんと段階を踏んで高ケイデンスでスピードやパワーを出せるようになれば、弱虫ペダルのような高ケイデンスヒルクライムも夢ではないかもしれない。
この冬は、高ケイデンスに取り組んでいこうと考えているので、気づいたことがあればブログで書く予定。