荒川サイクリングロード(緊急用河川敷道路)の2m幅対面通行に意見
トレーニングで利用させてもらっている荒川サイクリングロード(荒川CR、荒サイ)の
スポーツ自転車利用に大きな波風が立っている。
以下囲い内は荒川下流河川事務所の記事転載
http://www.ktr.mlit.go.jp/arage/goto/rule/2012/20120321-2.html
〜荒川で3月21日(水)より緊急用河川敷道路の一部区間に利用区分表示を試行的に実施します〜
国土交通省荒川下流河川事務所では、歩行者等と自転車との接触事故防止を目的に一定区間(約1300m)において利用区分のライン(水色)を引きます。
○実施時期:平成24年3月21日(水)から10月下旬まで
○実施場所:荒川右岸の足立区柳原・日ノ出町地先(東武伊勢崎線〜京成本線)
○実施延長:約1300m区間(水色ライン+自転車マーク)
この取り組みに、ご意見がある方は、以下の窓口にて受け付けております。
①メールをご希望される方は、 riyou-rule@ktr.mlit.go.jp をご利用下さい。
②ファクシミリをご希望される方は、03-3902-7631までお願いします。
これは意見せねば。
試行されてから3回利用しているが非常に問題が多いことが想像できるので。
この取組みが認められ荒川下流全域で実施されたとしたら、
スポーツ自転車愛好家だけでなく多くの利用者が現在よりも
多くの危険にさらされる可能性が高い。
【理由】
(1) 歩行者や施設利用者に意識を浸透させることが難しいため危険
(2) 違反者に対する罰則がなく個人間のトラブルが頻発する可能性がある
(3) 時速10km/h 程度で走る自転車による渋滞による混雑と追突
1については、現時点で浸透していないためとも言えるが、頻繁に利用しない方や
年配者、ペット連れ、幼年者、野球などの施設利用者に徹底することが非常に
難しいことは想像できる。
ちなみに3回の走行ではウォーキング愛好者が自転車レーンをそれと知らず普通に
利用しており、また土手側からの横断者が戸惑う様も見受けられた。
2については、原則利用を促すという妥協案にまとまった際、自転車レーンを利用
しないスポーツ自転車愛好家と歩行者や施設利用者、スポーツ自転車愛好家同士の
トラブルが現在より頻発することが想像できる。
3については、2m幅で対面通行する必要があるので土日など混雑している状況では
追い抜きが難しいことが想像できる。
荒川サイクリングロード(緊急用河川敷道路)では、通学・通勤の自転車、
幼児が乗る自転車、親子3人乗り自転車、年配者の自転車、空き缶を
大量に積んだ自転車など、非常に多くの方が自転車を利用している。
「自転車」という同じくくりで1列のレーンに閉じ込めるのは、
渋滞やそれに伴うトラブルを頻発させる可能性が非常に高いと思う。
荒川サイクリングロードを
・スポーツ自転車で常用している
・3人の子供と自転車で走行する機会がある
・幼児を乗せて2人乗り自転車で走行する機会がある
このような立場で考えると、単にスポーツ自転車に乗っていてマイナス面が
多いから反対する、ということではなくあらゆる荒川サイクリングロード利用者にとって
危険であり、トラブルを頻発させることが想像できるため反対している。
今回ブログで書いた事を少し修正し、意見をメールする予定。
もしこの記事を見ていただいたなら、意見を書くまではいかないにしても
さまざまな属性の方が利用する道路をどのように利用するのが最善なのか、
是非考えてみてください。