ジャパンカップ チャレンジレース2組 7位入賞!
今シーズンの目標だったジャパンカップチャレンジレースに参戦。
今年はあくまで来年の布石のためレース強度を把握するため参加したところ、予想を上回る7位入賞!
展開的には非常に厳しい状況だったものの、今まで一番大きなレースで想像以上の結果が出たことが嬉しい。
■CTB レース評価シートに沿って■
レース名 | ジャパンカップチャレンジレース 2組 |
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日付・スタート時刻 | 2015/10/17(土) 9:53スタート |
場所 | ジャパンカップ ショートコース |
種目/距離 | ロードレース 2周 |
天気 | 雨 17度くらい |
コース状態 | ウェット ところどころ大きな水たまり |
レース目標 | あわよくば最後まで先頭集団に残る |
レース戦略 |
どこまでついていけるか分からないが、先頭集団で出来る限り残り来年のジャパンカップにつなげる。 もし先頭にいることができれば、古賀志ではできるだけ踏まないで最後まで脚を残し田野の交差点を過ぎてからのセレクションに耐える。 |
レース前の食事 | パン1.5個。ジェル2本 |
ウォーミング・アップ | ローラー 20分程度 30秒くらいの高ケイデンス3本 ※パワーメーターの電池切れでよく分からず |
スタート時の覚醒水準 | 普通 |
リザルト |
7位入賞 35:38 34.6km/h |
うまくいった点 |
途中で何度も何度も距離が空いたが、その都度ブリッジし最後まで先頭集団に残れ入賞できたこと。 |
今後、改善が必要な点 |
スタートの位置取りがなぜか後ろになってしまい、一周目の古賀志では登りなのにブレーキを使うはめになったこと。中切れ頻発し先頭集団に復帰するまでかなり脚を使ってしまったこと |
レース後の痛み・違和感・不具合 | 2周めの田野交差点過ぎでケイレンした両ふくらはぎの痛み。一夜明けて肩甲骨まわり、腰まわりの痛みや疲労感。 |
◆出発からスタート準備まで
4時にmomozoさんと自宅近くのコンビニで待ち合わせしお互いの家族を乗せた車で出発。
雨が降っていなかったのでこのときは気分も良くワクワクしながら。
が、東北道を北上する間に何度もゲリラ豪雨に遭遇し意気消沈。。やる気が一気に落ちていった。
会場には6時ちょいに到着するものの駐車場がよく分かっておらず時間ロス。
momozoさんに申し訳ないことをしてしまった。
スタート・ゴール近くの有料駐車場に停車しアップをはじめるものの、雨脚は強くなる一方。。
寒いしだんだんやる気がなくなっていく。
受付けには歩いていくものの、大雨でできた道路一面に拡がる水たまりを見てさらにやる気が落ちていった。
受付けもなかなか見つからなかったが、受付けで対応してくれた方し親切にしてくださったので少しやる気が回復。
さらに少し雨が小ぶりなってきたことでやる気スイッチが入る!
スタート1時間ちょっと前に、ようやく走りだすモチベーションが上がってきた。
◆スタートまで
momozoさんが1時間ほど前にスタート地点へ。
10分ほど遅れて9時過ぎに集合場所と思われる場所にいくと、まだ集合開始していない様子とmomozoさんから伺う。
何人か集まっている場所付近で待機。
よく分からないまま待っていると、よく同じレースカテゴリで走っているPさんと遭遇。集合場所を教えてもらえた。
ちょっとウダウダしていたら少し並びが後ろになったが、一車線の5列目程度なのでまあ問題ないレベル? ※今考えるとこの位置取りが大事だった。。
フリーランが終わった後にいよいよスタート付近へ移動。
ここで後ろから結構な人数が横から上げていったようで、6列目くらいの位置。
前には50人くらい??
まずいところに位置どってしまった。。
◆一周目 古賀志頂上まで
ちょっと不安もありながらスタート。
やはり周囲のペースが不安定な感じで怖い感じで、なかなか抜くことができずに古賀志に突入。
先頭とはコーナー2つ分くらいの差があるか?
無理して先頭に追いつこうとすると相当に脚を使ってしまうので、中切れは処理しつつ先頭との距離が開かないペースで淡々と登る。
結構無理して最初突っ込んでいた方が蛇行気味に走っているので「まっすぐ走ろう!」「ラインキープで!」など、下りで使うような言葉を登りで使う。。
抜くにしても蛇行されると抜きにくく、何度か脚を緩めたりブレーキを使うこともあり結構なロス。
古賀志の頂上は30番ちょいくらいでクリアしたと思う。
下りは完全ウェットで相当滑る感じ。
テクニカルな前半の下りではよほど遅い選手以外は抜くことはできず。
安全と言えば安全だが、前とかなり離れている感じ。
案の定、スピードの出せる後半の下りになると結構な中切れ状態となっていた。。
◆一周目ブリッジするまで
数メートルくらい車間が空いている選手が前方に多いので、「前詰めていこう!」「回していこう!」と声をかけながら中切れ処理していく。
賛同してくれる選手3人くらいでローテ回しながら前を追う。
左直角コーナーでも、まだ先頭集団に追いつけずかなり焦ったが、長い直線で目視できたのが良かった。
残り30mくらいが詰まらなかったので自分が先頭で鬼引きしブリッジ。
先頭は15人くらいで、数人引き連れていた様子で20人ちょっとの集団ができる。
田野の交差点を曲がってからは少し牽制気味でスピードが落ちる。
ここで回復させないと勝負に絡めないので、ブリッジで疲労した脚を休めることに専念しゴール地点までのアップダウンをこなす。
後ろとは結構な差がついている感じなので、この先頭集団で決まることを確信。
まだ余裕がある選手が多いので、古賀志でのふるい落としに耐えることができるか?と思いながらゴール地点を通過。
◆2周目 古賀志
このときアナウンスがあったらしく、先頭集団は22名だったとのこと。
確かに走っていてもそのくらいの人数だった。
古賀志の前に真ん中くらいにあげてはいたが、古賀志に入ってすぐくらいでアタックされた強度が非常にキツイ。
できるだけ脚を残すように意識はしたがダンシングの高強度でなんとか離されないのがやっと。
後半は「いつ登りが終わるんだ・・・」とメンタルにくるほどキツイ。
古賀志の頂上は10番手くらいでクリアするも、先頭とは10秒くらいのギャップが出来てしまった。
◆2周目 ブリッジまで
下りに入ると、3番手くらい先の選手がちょっとブレーキが多くスピードが落ちる。
とはいってもウェットでテクニカルな下り前半で抜くことはできず、我慢が続く。
案の定、ハイスピードな下り部分になると前が見えない。。
ところどころ選手がいるが、それが1組目で遅れた選手か2組目の選手かまったく判断つかない。
さらに、ハイスピードな踏める下りでは前を走っていた3人のスピードが明らかに遅い。
これでは絶対に追いつかないので後ろに付かれてもしょうがないから自分が本気踏みでブリッジを狙う。
古賀志では限界まで上げていないので脚はまだ残っており、かなりのパワーで前方の選手を一人ひとりブリッジしていく。
が、単独で走っていた選手はすべて1組目の選手。。
まったく休むことなく直角の左コーナーを抜ける。
この直角コーナーの手前でバイクを抜くかどうかという微妙なタイミングだったが、バイクが進路を譲ってくれて助かった。滑る一歩手前くらいのハイスピードで直角コーナーをクリア。
ちょっとした集団がやっと前に見えてくる。
しかも牽制が入っている感じがしたので2組の先頭集団と直感し最後の力を振り絞り、やっとのことでブリッジ。。
約3kmを本気踏みしてやっと追い付いた。
パワーメーターがないのが悔やまれるが、おそらく平均6倍くらいで走ったと思う。
古賀志でもっと頑張れば良かったな。
◆最後
もう、追い付いた時点でほぼスカスカな状態だったが、せっかく一人でブリッジしても後続に追いつかれたら意味がないのでなんとか集団最後尾にぶら下がる。
田野後の登りもキツイが、そこまでハイペースでなかったのが幸い。
ただ、1組目で遅れた選手が2組の先頭集団に入っていたり、並走されたりでかなり紛らわしい。。
さらにバイクから「これ2組目の先頭?2人逃げてるよね?」とか質問される。。
えー、この牽制状態ではそれはないでしょ?と思いつつ、自分もなんとかブリッジした状態なので半信半疑。「これ先頭でしょ?」と一応言っておく。
※やっぱり2人逃げなどはこの時点では発生してなかった
残り2キロくらいまでのアップダウンで1組目の選手にも声をかけ2組の先頭集団だけで1進む。おそらく7名と判断。 ※あたってた
このままスプリントになれば自分にもチャンスがあるかも?と思っていると残り1.5kmくらいからはじまる最後の勝負どころの登りに入ってすぐに両足のふくらはぎがケイレン。。
ここまできてこれか、、 と思いながら先頭集団から数メートル離れてしまう。
なんとかだましながら脚を回し、数百メートルかけて再度先頭にブリッジ。
今回のレースで何度目だ??
このまま7人集団の最後尾で残り300mまできたものの、とうとう力尽き集団から離れる。
最後200mの左カーブに入って後ろを見ても誰も追ってこないので、入賞条件の10位以内は確信。
最後は前方のスプリントを見つつ、痙攣した脚をかばいながらゆっくりとゴール。
もう、何にも残ってなかった。。
ただ、ゴール前後で聞こえてきた実況アナウンスが「45位争いのスプリントです!」といったものだったのには驚愕。。
2組目の先頭集団なんですけどー と思いながらゴールラインを通過。
まさか他に逃げてる選手いた?と少しだけ不安だったけれど、結構すぐに実況が訂正され自分の名前もきちんと呼ばれたみたいで一安心。
◆ゴール後
ゴール後は先にゴールしていたmomozoさんとレース振り返り。
momozoさんは登録者だけで編成されていた1組で5位入賞!
スプリントの展開で勝てなかったことがとても心残りのようだったが、最後の最後の勝負まで絡めたのはスゴイ。
このちょっとの差がなかなか埋まらないな。
チームメイトのK定さんとN口さんとも合流。
田野の交差点で応援してくれてたのが分かったので本当に嬉しかった!
レース中の写真も撮ってくれていて、ポジション再考にとても有意義な一枚。
来年は是非一緒に走りたい。 ※自分はJCF登録しないから組は違うかもしれないけど。。
思っていたよりも展開に絡めたジャパンカップ。
来年も子供の学校行事にかぶらなければ絶対参戦予定。
戦い方も分かった気がするので、来年は本気で狙いたい!