ロードバイク初心者がパワータップでパワートレーニング

ロードバイクでレースに勝つためパワータップでパワートレーニングを残すブログ。趣味の動画編集を活かし、ロードバイクメンテナンス動画などもアップしていく予定。





川崎マリンエンデューロ 2時間ソロ10位 チームで戦いmomozoさん2位!

今回で3回めの川崎マリンエンデューロ

1回めは3年前にmomozoさんとチームで参戦し初優勝を経験。

2回めは去年の秋で2時間ソロ優勝 ※パンクしてしまったmomozoさんがラスト引いてくれたおかげ

今回も2時間ソロにチームメイト数人(momozoさん、H谷さん、ハルさん、もうお一人※名前聞き忘れ ><)で参加。

自分としては、去年momozoさんに引いてもらい勝てたので、momozoさんをエースに据えて優勝してもらうことを目標に。

結果はなんとか最低限の仕事を行い、momozoさんは2位と嬉しい結果に!

 

■CTB レース評価シートに沿って■

レース名 川崎マリンエンデューロ 2時間ソロ
日付・スタート時刻 2015/6/28(日) 12:30スタート
場所 川崎の東翁島東公園付近の公道
種目/距離 エンデューロレース 2時間
天気 腫れ 30度くらい?
コース状態 ドライ
レース目標 最後まで前方でレースを展開しmomozoさんをアシストし優勝に導く
レース戦略

できるだけ脚をためつつ前目に展開し落車リスクを減らす。momozoさんの位置を把握しできるだけ楽してもらうようなポジションを取る。最終周の直角カーブから全力で引き倒しゴールアシストする。

レース前の食事 パン1個。ジェル2本
ウォーミング・アップ ローラー20分 30秒高ケイデンス分x3、ビルドアップ3分。
スタート時の覚醒水準 普通
リザルト

momozoさん2位! 自分は10位 16周 75kmくらい 平均時速38km/hくらい 

うまくいった点

一周目のファーストアタックに乗り2周ちかく脚を使ったが、最終周回では前目に展開し目標とした場所を先頭通過できたこと。

今後、改善が必要な点

5周目くらいで脚がつりそうになり先頭前目で展開できなくなってしまったこと。数周で改善したが、最後まで足つりに怯えながらのレースだった。

レース後の痛み・違和感・不具合 ペダルから足を外した途端に両足がケイレンし全く動けなくなった。。 30分ほどその場から動けず。脚全体(8箇所くらい)が同時にケイレンする、という事態に。

 

◆レーススタート前

かなり暑いがいつものようにローラーでアップ。

ケイデンス30秒では150回転くらいを無理せずに回せたので脚の調子はまずまずの様子。

ただ、準備に手間どってしまい試走の時間が迫り焦った。。

 

スタートは今回からキングの部をマスドスタートとし先行させ、2時間の部はローリングで1kmくらい十分距離が離れてからスタートさせる方式としたとのこと。

「総合優勝するの無理じゃん!」と思ってしまったが、キングと2時間は完全に別カテゴリだから問題なかった。。

結果として、この方法は素晴らしかった。

 

チームメイトと最前列に並びスタートを待つ。

H谷さんが緊張しすぎ&ボトルが小さなもの1本だけ(ポカリを薄めたもの)で驚き、、

momozoさんアドバイスで、自分はロングボトル2本なので1本をH谷さんと交換することに。

非常に暑いので、水分不足やミネラル不足は致命傷となるレース。

スタートを待つ間もかなり暑かった・・・

 

◆レーススタートから2周目まで 

先導ロードバイクからGOが出てリアルスタート。

いきなりスタートアタックする選手が一名。

もちろん放置と考えていたら「いって!」とのmomozoさんの声が。

あれ?これは行くのか??

あっ、キングの先頭集団に追い付いたらレースが決まってしまう可能性があるからの指示か!

うまく逃げをつぶす or 自分がキングに追い付いたら着を狙う作戦か? と咄嗟に考えブリッジすることに。

 

指示が出たときには既に50mくらいの差がついていたのと、向かい風の直線だったのでなかなかブリッジできず。

後からログを見たら、このブリッジ時に今日の最高速度56.3km/hが出てた。。

単独&超エアロシッティングでの速度なのでログを見て驚いた。

かなりキレがあったらしく、ブリッジに付いてきた選手はおらず。

追い付いたが、先頭の選手は特に交代要求もないのでツキイチで様子を見る。

まったく脚を緩めない。

すぐにキングの先頭集団からこぼれた方々を抜きはじめる。

このまま先頭まで追いつく気持ちなのか??

 

一周経過時にはもう一人追走が追いつき前に出る。

とても有名なチームの方で、スタート前にチェックしていた選手。

この選手に飛び乗ったところ、先頭で走っていた選手は下がっていった。。

どうやら一周目だけTTしたかったらしい。

後続の集団とはかなりの差がついていたので微妙な状況。

キングの先頭集団は補足できない。

単純に2人逃げでは脚を使うだけだが、この選手が単独でキングの先頭に追い付いたらレースが決まってしまうので協調して様子を見る。

ただ、バックストレートの向かい風では36km/hくらいまでペースが落ちるのでキングに追いつくのは無理そうだな?と感じ、自分もこの選手のペースに合わせ先頭交代する。

 

2周め後半に入り集団が近づいてきたので自分は踏むのを止める。

エースを勝たせるのが仕事なので無駄脚は使えない。

ただ、集団に吸収されても前目のポジションを確保。

ちょっと集団のスピードが乱高下している感じだったので、できるだけ前目で展開したかったから。

 

◆6周目くらいまで

その後、6周目くらいまでは先頭交代を重ねて順調に消化していく。

先頭付近は危ないこともなく、コーナーダッシュも自分のペースで無理なくできる感じ。

ただ、向かい風区間で自分が先頭時に後ろとちょっと離れることがしばしば。

超エアロポジションだと、向かい風でそこまで踏まなくともスピードが出る。

後ろはもろに風があたりドラフティング効果が薄かったのかも。

 

まったくキツイ感じはなかったが、180度ターン後のダッシュ時に右足ふくらはぎがケイレンしそうに。。

どうやら最初の逃げをブリッジしたときの影響が出てきた様子。

水分を意識して多めにとるが、違和感はとれず。

momozoさんの姿も見えないので少しポジションを下げてみたところmomozoさん発見。

インターバルはきついが、集団内部は驚くほど楽なのでちょっと脚休めすることに。

この頃、Uターン場所の直前で前輪ロックし一回転する選手を目の前で見た。

びっくりするくらい見事な一回転。自分も危うく巻き込まれそうだったので冷や冷やいしたが。。 

 

◆12周目くらいまで

momozoさんを近くで確認しながら集団内部で淡々と周を重ねる。

この途中でH谷さんも合流!

3人がほぼまとまって走れるようになった。

 

ただ、ゴール地点直前のUターン後に中切れが多発し、集団に復帰するために脚を使うことがしばしば。

本当は前の方の選手にきちんと中切れ処理してもらいたいが、なかなかスペースが埋まらないので穴埋め役を買ってでる。

たぶん、多くの方を助けた(助けてしまった?)気がする。

 

脚がもったいないが、ここで処理しないと後々大変になる可能性があるので何度も処理。

これを考えるとやっぱり先頭付近の方が安定しているが、今日のレースは向かい風区間のバックストレートが驚くほど遅いので、ある程度安心して集団内部に潜んでいられた。

ラップタイム遅いだろうなーと思っていたが、去年の秋よりもラップが一周少なく平均速度も1km/hほど遅い感じだった。

 

そんな状況なので甘く見ていたら、10周目くらい?でバックストレートでもペースアップが。

ここでかなり大きな中切れ発生。

ただ、向かい風区間でそこまでのスピードが出ていないと感じたので無理せず処理しようと考えていたが、momozoさんが「ヤバイ」ということで結構なペースアップ。

このときに後ろにいたH谷さんがかなりキツそうなので、momozoさんは先にいったが様子を見ながら集団にブリッジ。

なんとかH谷さんも合流できたので良かった。

ただ、その後のUターン後にH谷さんとちょっとスペースができてしまい、後ろを何度か振り向くもちょっと厳しそう。。

自分も前とスペースが空きすぎるとブリッジがキツくなるので、申し訳ないと思いつつも前方復帰。

 

残り30分ちょいのタイミングでmomozoさんから「次の周あたりから前めで」という指示があったので集中力を高める。

いつものように中切れ処理をした後、ペースを落とさず先頭付近へ。

ここからは序盤と同様に先頭交代に加わる。

脚がケイレンしそう(実は何度かケイレンしてた)だったが、隙をみて足首を伸ばしたりストレッチしながら集中して進む。

ボトルの水もほとんどなくなっていたが、できるだけ水分補給しながら。

 

◆ラスト2周

ラスト2周のバックストレートで、先導役の方が先頭集団に入り活性化。

このスピードがかなり速く、先頭集団は一列棒状に。

自分も振り落とされないよう、集中を切らさず頑張る。

そこそこハイスピードな状態のままラストラップへ。

牽制が入りスピードが緩むことがなかったので非常に辛いが皆も同じだと考えて集中力だけ切らさないように意識。

 

果たしてこのペースで最後のアシストが出来るのか?と不安だったが、前目で展開。

集団内部もかなり殺気立ち、怒鳴り声があちこちから。

Uターン場所からは散発のアタックが何本も。

自分は最後の仕事があるのと、まだ早いことが分かっていたので無理についていかず。

momozoさんを探していたところ、右から上ってきたのを発見。

集団の先頭から3番目くらいのポジションをキープし、狙っていた直角コーナーへ。

 

去年はこのあたりで牽制が入り先頭のスピードが落ちていたが、今日は先頭もかなりのハイスピードでコーナーへ。

左前方に3人くらいいるハイスピードトレインを右側から全力で抜きつつ最後の左コーナーに向けて加速。先頭で目標の左コーナーに入ったが、後ろの状況はまったく分からず。。

ちなみにログを見ると20秒ちょいの区間で平均50km/hを越えていた。

 

左コーナーに入る前後くらいでmomozoさんが出てくる想定だったが姿が見えない。。

万が一のことを考えてコーナー後も脚を回す。そんなとき、左から違う選手が出てきてしまった。

自分が勝負するしかないのか?と思って180度ターンに入るとイン側からmomozoさんの影が。

良かった。。

ここで踏むのは終了。

最後は「momozoさん、いけー!!」と叫びゴールを見守る。

残念ながら頭は取れなかったようで、違う選手2人が手を上げていた。

ただ、2番手か3番手かは微妙なところだった。

 

◆レース後

一応、自分の仕事はやりきった満足感でいっぱいになりながらmomozoさんと健闘をたたえ合う。

実際には、最終局面で自分が引いたときには真後ろではなかったとのこと。

どうやらmomozoさんも脚をケイレンしていて厳しい状況だったらしい。

ちょっと残念だったが、去年がうまくいきすぎなのでしょうがない。

 

ほっと一安心し、ペダルから足を外したら両足が強烈にケイレンして立つことも座ることもできず。。

レース後の皆さんに心配いただくも、まったく動けないまま。

momozoさんに家族に伝えてもらい、介抱してもらい30分くらい後にやっと回復。

途中でレース応援に来てくれていたN口さんにチップを返却してもらうなど、皆さんの親切心に感激。

また、うずくまってる間にmomozoさんが2位だったとの報告が!

残念ながら3人飛び込んだなかでは3番手だったが、1位がチームの選手だったのでソロでは2位とのこと。

 

しかし、こんなに強烈なケイレンが起きたのは生まれて初めて。

今回のレースは炎天下ということもあるが、かなり出しきったレースだった様子。

自分としては、逃げや先頭での展開、最終局面での展開、最後のアシストなど、いろいろ考え試しながら楽しめたレース。

キツかったが、やっとレースを楽しめるくらいのフィジカルとテクニックが身についた気がする。

この調子で今後もがんばろう。

レースに参加したみなさん、お疲れ様でした!