ロードバイク初心者がパワータップでパワートレーニング

ロードバイクでレースに勝つためパワータップでパワートレーニングを残すブログ。趣味の動画編集を活かし、ロードバイクメンテナンス動画などもアップしていく予定。





ハルヒル 47分5秒 年代別66位/1320 はじめての落車も何とか完走・・・

群馬の榛名山が舞台の「ハルヒル」に参戦。

ロードバイクを購入して3ヶ月くらいで参加したMt富士ヒルクライム以来のヒルクライムレース。

ずっと苦痛が続くヒルクライムレースは苦手意識が強かったが、来年から本格的にヒルクライムレースに参戦しようと考えていたので感覚をつかむために参戦。

 

チームから5人参戦し、練習仲間のK定さんとは同じウェーブスタート。

K定さんはヒルクライムレースに慣れているのでアドバイスを事前にいろいろいただき、スタートも最前列で。 

 

結果としては中間地点過ぎくらいで落車に巻き込まれ派手に転び2分ほどロストし、先頭集団に復帰することができず終了。。

勝負には絡めなかったが、落車しても諦めず前に進もうという意欲が自分の中に強くあることを発見したレースだった。

 

■CTB レース評価シートに沿って■

レース名 ハルヒル ※榛名山ヒルクライム in 高崎
日付・スタート時刻 2015/5/17(日) 7:05、スタート ※第二ウェーブ
場所 群馬県高崎市 ※榛名山
種目/距離 ヒルクライム/ 計測区間 14.7km 平均斜度6.0%
天気 晴れ 20度~25度くらい?
コース状態 ドライ
レース目標 ラスト3kmからの激坂区間まで先頭集団にくらいつく。できるだけ脚を溜め、最後の激坂区間はダンシングでぐいぐい登る。
レース戦略

K定さんについていき、先頭集団内でできるだけ脚を温存する。

レース前の食事 パン1個。パワージェル一本。
ウォーミング・アップ 高崎駅から榛名体育館までの道のり30分弱。そこそこの強度で。
スタート時の覚醒水準 高い
リザルト

47分5秒 年代別66位/1320人 総合209位/4820人

うまくいった点

スタート位置は2列目。 序盤は先頭集団の前目で展開できた。落車後かなりタイムをロスしたが、集中して走り第二集団の先頭あたりまでは追い上げられた。

今後、改善が必要な点

落車に巻き込まれてしまったのはポジション取りに問題があった可能性がある。残り3kmまで脚を残していたつもりでも残っていなかった。1時間弱のペーストレーニンが必要。

レース後の痛み・違和感・不具合 落車で左の左腰を激しく打ち腫れがひどい。歩くだけでもかなり痛み、階段を登るのが困難。左ひじにも擦過傷があるが、痛みはあまりない。 落車の影響か分からないが、右肩下部分も少し痛む。

 

◆レース前

参加者数は6600人、第二ウェーブスタートだけでも480人という大規模ヒルクライムレース。

人の多さに圧倒された。。

朝は3時に起き、4時前に高崎駅から榛名体育館へアップがてら自走で向かう。

渋滞もほとんどなく、4時20分頃には榛名体育館へ。

スタッフの皆さんが打合せをしているような時間帯なので、参加者はまばら。

 早めに待機場所にバイクを置き、体育館のなかでゆっくりストレッチ。

 

LINEを入れてもK定さんに会えなかったが、待機場所にふらふら行くとK定さんに声をかけてもらう!

あれっ?と思ったが、レース後にLINEが届いていなかったことが発覚。。

最近LINE調子悪いな。。

 

他のメンバーとも合流し少し談笑。

ロードバイクレースとは違い、ピリピリ感が少ないのも良いかも。

みな口をそろえるのは「マラソン大会みたい」という雰囲気。

確かに規模も大きいしそんな感じかも。

トイレ待ちの行列が100人以上になるような人の多さに圧倒されながら、スタートを待つ。

 

 ◆レーススタート~落車まで

早くにバイクを止めたこともあり、K定さんと前から2番めの列でスタート。

計測地点はまだ先だが、1人先行しもう1人も抜けだしてる。

ロードレースなら追いかけるかもしれないが、ヒルクライムレースなので放置。

K定さんの後ろに張り付き、前から5番目くらいの位置をキープして計測開始。

ついていくのはそれほどキツくない感じ。

 

ラスト3キロまでに脚を削らないよう、ケイデンスは90~100くらいで。

踏み脚は絶対に使わない意識でくるくるキレイなペダリングを意識して回す。

ついていくだけなので特に展開はないが、上から降ってくるエキスパートの遅れた方々をパスするときに声掛けがなく、手信号もない。。

落車が怖いので皆に声を出すようにハッパかけるも、イマイチな反応。。

省エネのために声も出さないのか? 

ちょっと普通のロードレースにはない独特の雰囲気を実感。

 

5キロ過ぎくらい?で後ろから有力選手が前に上がってきたようで道幅いっぱいに集団が広がる。

かぶさってきた人たちの波に抑えられ、集団のどまんなかに。

このときから非常に危険な感じがしていたが、ちょっと平坦で速度が上がったときに「ラインキープねー」「気をつけようぜ-」と声をかける程度しかできず。

集団内部なので登りでも楽はできていた。

 

何度目かの平坦区間でのゆるい左カーブで左前方の選手が落車。

それを避けようとした真ん中の選手が右側に寄り、自分の右前の選手がこっちに向かってこけてしまった。。

避けきれず自分も落車。。

気づいたときには天を見上げていて、自転車が上に見えた。。

レース中に初落車。まさかヒルクライムレースで落車するとは。。

左の腰あたりに激痛があるものの、幸い骨は折れていないようだったので立ち上がり再スタートを試みる。

 

ここで驚いたのは「とにかく前に、早く進まなきゃ!!」という自分の気持ち。

ケガしてるかもしれない、バイクが壊れてるかもしれない、といった状況なのに「前に早く」という気持ちしかなかった。

自分の性格はレース向きなんだなー、と改めて実感。

 

 

が、バイクにまたがったところでチェーン落ちに気づく。。

早くスタートしないと!!と気ばかりが焦りなかなかチェーンが直せない。

この間にも続々と後続の選手が脇を上がっていく。

何度かチャレンジしてやっとチェーンがかかる。

とりあえずクランクを回すと問題なさそう。

ブレーキも大丈夫そうだしとりあえず再スタートを切った。

 

◆落車からゴールまで

再スタートを切ろうとペダルを回すも「イタタタ!!」。えっ、何??

だまっててもかなり痛かった打撲した左腰あたりが、ペダリングに重要な筋肉だったらしく、脚を上げても踏み下ろしても酷く痛む。。

せっかく省エネを意識して力を温存していたのに、、とガッカリ。

とはいっても前に進まなきゃはじまらないので、パワーが出ないが回すペダリングでとりあえず前に見えるちょっとした集団を目指す。

 

 どれくらいタイムをロスしたのか分からないが、1分程度では済まなかったのは間違いなし。

先頭集団はどのあたりまで上がっているか分からないが、できるだけ追いつくつもりで。

ペダルを回しはじめたら冷静さを取り戻し、戦局を分析していた。

まあ、先頭集団に追い付いて勝負に絡むことはできないことが分かってしまったが、、

 

一つ目の集団はすぐにパスし、もう一つの集団が目に入る。

ここに見覚えのあるジャージ、K定さんが見えた!

こんな位置にいるはずないので、どうやら落車に巻き込まれてしまったらしい。。

追い付いて話をすると「後ろからぶつけられて機材に影響が出てる」とのこと。

うーん、残念。。

少し並走していたが、「ちょっと機材に問題ありそうだから先に行って!」という言葉を受けてさらに前の集団を追う。

 

本当なら一気にダンシングで行きたいところだが、落車ダメージと最後の3キロのことを考えてじわじわと。

ケイデンスは結構高めだったから心肺は結構キツイものの大きな集団にブリッジ。

今思うと、これが第二集団だったかもしれない。

 

勝負どころの残り3キロ地点までもう少し、ということころで激坂区間が。。

これは知らなかったので非常にしんどかった。

集団にぶら下がるだけでもキツいが、何とかクリアし残り3キロ。

正直、ここで張り詰めていた糸が切れてしまった。。

脚を温存していたからダンシングでぐいぐい登れる!と思っていたものの、実際にはまったく踏めず。

左足打撲の影響もあるかもしれなかったが、単純にスタミナ切れだったかもしれない。

せっかく追い付いた集団のメンバーについていけず、ずるずると後退。

九十九折で急斜面になると、最小ギアなのにまったく回せない。。

後ろからはどんどん抜かれ、苦行そのものだった。

 

急斜面では脚をつきそうなくらい遅くなってしまったが、落車しても頑張った自分に対して申し訳なかったから何とか頑張り最後まで。

最後の3キロは本当にシンドかった。。

ゴールタイムは手元のサイコンではタイムは45分9秒。

落車し復帰するまで結構時間がかかったので、実際のタイムは48分くらいかな?と予測していたが、実際は47分5秒。

落車では2分弱のロスだった。

 

 ◆レース振り返り

落車していなければ勝負に絡めたか?と考えると、ラスト3キロの状況から難しかったと思う。

2分ほどタイムロスしても一応そこそこのタイムで完走し、順位も悪くなかったのは自信にはなった。

 

 

ただ体調も良く、レース展開も悪くなかったので自分の力を試せなかったのは残念。

もちろん、落車してしまったのは位置取りやレース展開のヨミ不足など、自分の力が不足していたこと。

これを糧にしていこう。

 

ヒルクライムレースといっても、先頭集団はロードレースに近かったので面白かった。

登りの練習を全くしていないが、そこそこ走れることが分かったのも収穫。

課題もたくさんあるが、本気でヒルクライムレースに取り組みたいと思えた。

 

まずは再来週のJCRC川場ヒルクライムも参加するので、痛めた左腰を治し入賞目指してトレーニングを早めに再開したい。