ロードバイク初心者がパワータップでパワートレーニング

ロードバイクでレースに勝つためパワータップでパワートレーニングを残すブログ。趣味の動画編集を活かし、ロードバイクメンテナンス動画などもアップしていく予定。





第63回秩父宮杯 市民レーサーC 3位! これぞロードレース

第63回秩父宮杯の市民レーサーCに参戦。

結果は3位入賞!

総合力が試される公道ロードレースはほぼ初めてだったので、この結果に満足。

チームメイトのmomozoさんは優勝!

momozoさんと事前にシミュレーションしていた戦略通りに決まった感じ。

コンディションも最高でレースを楽しめた。

特にそこそこテクニカルな下りを対向二車線道路すべてを使って走れたのはとても良い経験。

自分は下りが一番得意だということを再認識できた。

 

■CTB レース評価シートに沿って■

レース名 第63回秩父宮杯 市民レーサーC 
日付・スタート時刻 2015/9/20(日) 9:01スタート
場所 秩父宮杯 特設コース
種目/距離 ロードレース 2周
天気 晴れ 26度くらい?
コース状態 ドライ
レース目標 3位以内入賞
レース戦略

できるだけ脚を残しながら一周目の上りで周りの状況をウォッチ。2周目のしかけどころでmomozoさんと抜け出し少人数パックのスプリント勝負を狙う。

レース前の食事 パン2個。ジェル2本
ウォーミング・アップ ローラー 20分程度 30秒高ケイデンス3本
スタート時の覚醒水準 高い
リザルト

3位 32:35.543  39.76km/h

うまくいった点

周囲を冷静に見ながら平坦区間はそつなくこなせた。2周めの下りでほぼ全開で攻めることができた。

今後、改善が必要な点

上りでパワーの上下が多くパワーロスをしてしまった。飛び出す選手の動きに合わせすぎてしまった。 最後の最後3人で抜けだした際、先頭引いた後に付ききれなかった。

レース後の痛み・違和感・不具合 ほぼ問題なし

 

◆レース前

momozoさんとおしゃべりしながらリラックスしてのぞむ。

秩父宮杯自体は初めてのレースだが、試走をしていたのでシミュレーションはばっちり。

ただ、市民レーサーBがスタートした後の1分後に自分たちの市民レーサーCのスタートと聞き、不安がよぎる。。

1分って短くないか?

 

◆1周目

先頭でスタート。

2,3人飛び出すも無理に追わない。

右からチーム単位で何人か抜け出て前を追う動き。

序盤だし様子見できるレベルだったが、集団が反応してしまいかなりの人数に被せられた。。

 

30番目くらいで推移。

いつでもジャンプアップできる感じなので周りのレベルを見ながら。

若干ふらつく選手がいるので声掛けを積極的に実施。

そうこうしていると、長い直線で先にスタートしていた市民レーサーBの集団が見え始めた。。

やっぱりこうなるか。

何が起きるかわからないので先頭付近にジャンプアップ。

前目で走っていたmomozoの直後に張り付いて動きをみることに。

長い直線なので一気に抜けず、2車線を目一杯使ってBとCが並走。

だが、Bの先頭を抜け切れないままに上りに突入・・・

最悪のパターン。

 

本来なら強そうな選手を見分けるための一周目の上りだったが、Bもまじっているのでよくわからず。

momozoさんにパワーウェイトレシオについて声掛けしてもらい、6倍くらいのイメージで登る。

ギリギリではないが結構キツイ感じ。

15番手くらいで登り切り下りに入る。

 

下りは全開でなくとも多くの選手を抜くことができた。

やっぱり下りは相当得意なのかもしれない。

前で抜けている選手がいるが、集団の人数が多いので放置。

このコースは集団のパワーがかなり強いので。

そうこうしているうちに2周目に入る。

 

◆2周目

momozoさんは前目で展開している。

集団がくっついているので無理にブリッジせずに集団内部でぬくぬくと。

ただ、脚が均一ではないので上げ下げが結構あり。

いつものように声掛けしながら進む。

 

長い直線でジャンプアップし先頭付近へ。

momozoさんの後ろに入り、先頭交代に加わる。

だが、集団は誰も脚を使いたがっていないのですぐに飛び抜ける感じ。

無駄足は使いたくないので躊躇していると、5人くらいを揃えているチームがアタック気味に右から先頭へ。

まだ早いから問題ないよなー、と思いつつもmomozoさんに倣い後ろについておく。

上りは先頭付近で突入。

 

一人アタック気味に先行。

一応追うと、かなりのワットが出ていたようでmomozoさんから声かけしてもらい少しセーブ。

ただ、このときの上げが結構キツかったらしく、後々に響いた。。

限界に近い状態で上りをクリア。

momozoさん含め数人に先行を許してしまった。

 

◆最終局面

下りはほぼ全開アタック。

圧倒的にスピード差があるものの、選手を一人ひとりパスするのは慎重に。

momozoさんの下りがかなり速く、追い付いたのは下りきったところだった。

予定通りmomozoさんと合流し登り返しでmomozoさんが強度を上げる。

ここで1人先行しているも、上り返しの途中でパス。

ツキイチなのに非常にしんどかった。。

ここで千切れそうになりながらも何とか登りをクリアし下りへ。

 

下りも全開で回すmomozoさんに必死にしがみつきながら最後の平坦区間へ。

ここで少しだけ先頭交代。

もう限界を超えて目の前が白くなりはじめていた。

後ろに着こうとしたら、さっき抜いた選手がmomozoさんの真後ろに。。

ここで一瞬ためらいが起きてしまいつききれず、そのままレースは終了。

限界を超えたところでは、ちょっとした差で切れてしまうものだと痛感。

 

残り500mで後ろを振り返るとかなり集団との差が広がっており、追いつかれる心配はないと確信。

2人からは千切れてしまったが、3位をキープするために最後の力を振り絞る。

momozoさんが先着したのを見届け自然にガッツポーズ。

 

結局、4位の選手とは7秒ほどの差がついた3位でゴール。

スプリントは全くできなかったが、完全に出しきれたので満足。

しかも、ほぼ予想していた通りに2人でレースを作ることができたので最高。

 

2周目のタイムはStravaで確認すると16分1秒だったらしい。

1周目も16分34秒と決して遅くはないので、過去のリザルトなどから判断すると相当早いペースで市民レーサーCは展開していた様子。

しかし16分1秒はスゴイな。

 

今回のレースは運営やボランディアが非常にしっかりしており、安心してレース自体を楽しむことができた。

このような素晴らしいレースを63回も実施されている主催者のみなさんには頭が下がる。

3位まではロードバイクに乗ってる人形付きのトロフィーがもらえたのも嬉しい。

頑張ったかいがある。

 

秩父宮杯には来年もクラスを上げて参加する予定。

来年はジャパンカップチャレンジを本気で狙うつもりなので、最終局面でもうワンランクスピードが出せるよう、もうちょっと地脚作って臨みたい。