ロードバイク初心者がパワータップでパワートレーニング

ロードバイクでレースに勝つためパワータップでパワートレーニングを残すブログ。趣味の動画編集を活かし、ロードバイクメンテナンス動画などもアップしていく予定。





【初心者が体幹を使えない理由】END-W2 556KJ 平均158W 最大939W NP 191W TSS 77 58分

今日は軽いメニュー。

番号 メニュー 目標パワー 目標時間 平均パワー 実績時間 最大パワー 平均速度 平均心拍数
1 END走 往路 170以下 なし 173(2.9W/kg) 23分 404 30.8 157
2 END走 復路 170以下 なし 172(2.9W/kg) 22分 618 33.4 157


出しすぎないようにだけ意識したけれど、往路、復路共にほぼ変わらない
数値なのに驚き。

平均心拍もまるっきり一緒。。

LT心拍がおそらく178程度なのでかなり楽に感じた。



【初心者が体幹を使えない理由】

本格トレーニングを再開してほぼ半年。
ペダリングや体が大きく変化してきた。

よく、体幹を意識してペダリングしましょう!
と言われているが、初心者には相当難しいことを実感した。

せっかくなので少しまとめてみる。


<トレーニング再開前>
 ほぼ脚で踏み込んでいるペダリングで疲れ易かった。
 50キロくらい走ると限界に近づき、30キロ巡航も難しい状態。


<トレーニング再開3ヶ月くらい>
 背中の筋肉がついているのを実感。
 ペダリングの質が変わり、重いギアを踏み込めるようになる。
 背中と腰あたりで踏むと高出力が出る。 


<トレーニング再開半年>
 高出力でも踏み込まずに回せるように。
 300ワットを踏み込みではなく回すペダリングで出せる感じ。
 その際意識は背中にある。背中で回すイメージ
  ※維持する時間は短いが。。

 何にも考えないで、脚の重さだけで回していても170W程度は出る。
 平均心拍も低い。



なぜ初心者が体幹を意識してペダリングすることが難しいか。
理由は、自転車ペダリングに重要な体幹に十分な筋肉がついていないから。

逆に、体幹を意識していないから使えないだけなんじゃないか?
とも思っていたが、明らかにトレーニングを積むことで使えるようになったので、
一般的な生活をしている場合、自転車を速く進めるための体幹筋肉は
十分発達していないと思う。


というのも自分の場合、6年前に9ヶ月程度は本格的にトレーニングしており、
巡航速度やヒルクライムイベントのタイム、当時回していた感じから考えると
体幹は使えている状態だった。

それが6年のブランクで全く走れなくなり、トレーニングを積む事で再度
体幹を使えるようになってきたから実感として分かる。


例えば、初心者が体幹を意識してペダリングすると次のような落とし穴がある。

 ・背中のアーチを作れば体幹は使えるはずだ
 ・上半身をがっちり固める必要がある
 ・かかとを下げちゃだめだから上に上げないと


背中のアーチはたまたまその形になっているだけで、
同じ格好をしたところで体幹を使えるとは言えない。

上半身を固める意識が強すぎて、ハンドルを握る力が強くなり
肘を伸ばし肩に余計な力がかかりすぎる。

かかとを上げる意識が強すぎて、ペダリングがぎくしゃくする。


勉強熱心な方ほど、こういった落とし穴にはまり易いと思う。
そうなると、

 思っていたよりもつらく長距離を走れない
 スピードが出ない
 速くならない

という悪循環に陥り、ロードバイクが楽しくなくなってしまうかも。


私が思うに、初心者の方が速く自転車を走らせたいと思ったなら、
短距離、短時間でもいいから出来る限り毎日乗る、ということ。

それが体幹の筋肉をつける最短の方法だと考えている。


ただ乗っていても踏むペダリングばかりでは体幹を十分使えないと思うので、
太ももを上下するイメージでペダルを回転させ、ハンドルを軽く握る意識をすれば、
自然と体幹は鍛えられるはずだ。